不動産登記簿・登記事項証明書TOP | 不動産登記簿とは何か? | 登記の効果とは? | 登記記録の調べ方1 | 登記簿の仕組み | 当サイトについて |

権利部甲区とは?



登記簿は、表題部、権利部甲区、権利部乙区に分かれています。

表題部は不動産の表示について、権利部は、不動産の権利についての記載があります。

今までは、そのうち土地の物理的状況を表している表題部について述べてきました。

今度は、「甲区」について解説していきます。


甲区には所有権に関する権利が記載されている

「甲区」(権利部甲区)は、登記事項証明書の中で一番大切な部分です。
ここには、その不動産の「所有権」に関する事項が記載されているからです。

不動産の権利の中でも私達に最も関係があるのは、所有権ですね。
不動産の購入や相続などで、不動産の所有権移転の登記をした場合、登記事項証明書中の「甲区」に所有者の変更が記録されるのです。


甲区に記載されている事項

登記事項証明書(登記簿)の甲区に記載されている事項は、「順位番号」「登記の目的」「受付年月日・受付番号」「原因」「権利者その他の事項」です。


◆順位番号

順位番号は、登記された順番を表しています。
この順位番号によって、権利の優劣が決まってくる大切なものです。
特に乙区では、この順位番号が権利関係を見る上でとても重要になってきます。


◆登記の目的

建物新築の場合の「所有権保存」や売買契約や相続などによる「所有権移転」など、所有権についてどんな目的で登記がされたのか?を表しています。

◆受付年月日・受付番号

受付年月日は、登記を受け付けた日付です。
受付番号は、受け付けた登記について付けられる番号のことです。
これらの日付は登記の優劣を決めるときに、大切になってきます。


◆原因

どうしてその所有権に関する権利を得たかという原因を示しています。「売買」「相続」「贈与」などが挙げられます。

◆権利者その他の事項

ここには、その不動産(土地又は、建物)の所有者が誰か?その氏名と住所が記載されます。
新しく所有権が移ったことにより登記申請がなされると、新しい所有者の名前が記載されていきます。
共有の場合は、それぞれの持分なども記載されます。


甲区でだれに所有権があるのかをつかんでおこう

「所有権」というのは、抵当権などと違って、ひとつの不動産について一つしか成立できないとても強い権利です。
ですから、不動産の権利を見るときに、所有権がだれにあるか?ということを把握しておくことはとても大切です。


所有権の登記の種類にはどんなものがあるのか?ということについては、後述します。