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差押さえ登記

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所有権に関する登記(甲区)で注意しておきたいものに、差押さえの登記があります。

差押の登記とは、なんらかの理由でその不動産の所有権が差し押さえられたときにされる登記のこと。
所有権の欄に差押登記が入っている不動産を買っても、所有権を失ってしまうことがあるので要注意です。


差押さえって何?

差し押さえという言葉の意味は良く耳にするので知っている方も多いでしょう。

よくあるのは税金を滞納した場合に、不動産を差し押さえられるケースです。

Aさんが、国税を期限までに支払わなかった場合、国がAさん名義の不動産を差し押さえるというような場合です。

この場合、Aさんの不動産の所有権を表す甲区欄には、

登記の目的・・差押、原因・・●●税務署差押さえ、債権者 国

などとと差押さえ登記が入ります。


不動産が差押さえされる原因としては、税金の滞納による場合や強制執行をされた場合、また抵当権などの担保権の実行がされた場合などがあります。


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抵当権(担保権)の実行による差押さえのケース

税金の滞納のほかによくあるのが、抵当権の実行により不動産が差押さえされてしまうケースです。

Aさんが住宅ローンを借りて、マイホームを買った場合、その住宅の所有権はAさんに移りますが、その不動産には、同時に抵当権がつきます。

つまり、「お金を返すまではその不動産は銀行に担保に取られていますよ」
ということです。

Aさんがその後月々の返済が出来なくなり、住宅ローンを払えなくなってしまった場合

住宅ローンを貸した金融機関は融資した資金を回収するために、持っている抵当権を行使して、裁判所に競売の申立てをします。

その結果裁判所はその不動産の差押さえ登記を行うことになるのです。


この場合の差押登記の原因は「○○裁判所競売開始決定」と明記されます。

不動産に入っている差押さえ登記の原因がこれだったら、その不動産は、担保権の実行のために差押さえられてしまったんだなということが読み取れます。


ポイント

登記簿の甲区欄に差押さえの登記が入っていたら要チェック。
原因を読み取ろう。