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仮差押と手続

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仮差押とは、債権者がその金銭債権を保全するために裁判所に申し立てておこなう手段のこと。
その名のとおり、債権を持っている人が債務者の財産を「仮に差し押さえておく」ということです。

だったら何も仮差押しなくても、直接差押え手続をすればいいんじゃないか?と思うところですが、
そうできない場合に使うのが仮差押です。

例えば、お金を借して、担保に不動産をとっていた場合(不動産に抵当権をつけているケース)などは、その不動産の差押ができます。

ですが、担保をとっていなかった場合は、まず債権があることを証明する判決をもらっってから強制執行する必要があります。(法律上の手続は面倒なのです)

つまり、担保がない場合や、債務者がその債権は存在しない(お金は借りていない!)などともめた場合などは、その不動産の差押をするまでに時間がかかってしまうのです。

債権の存在を確認する判決をもらい、やっと強制執行で不動産の差押をするなどと手続をしている間に、債務者に不動産を処分されてしまうケースも考えられます。

そこで、債務者の財産の処分を制限する意味で使われるのが仮差押なのです。

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<仮差押の手続>

仮差押は、債権者が裁判所に申立をして行います。

仮差押登記がされれば、後でその権利を第三者に対抗することができます。

万一、仮差押登記のあとに債務者が財産を第3者に売却してしまっても、仮差押が強制執行に移り、売却されることになれば、その第三者の所有権移転登記は消されることになるのです。

ポイント

・仮差押は裁判所を通して債権者が債務者に対して行う
・金銭債権の執行保全のために債務者の財産の処分を制限する