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抵当権順位変更登記とは

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抵当権とは、わかりやすくいうと債権を保証するための担保のこと。

担保として不動産に抵当権を持っている債権者は、他の債務者より優先的に債権を回収することが可能です。

では、抵当権を持つ債権者が複数いた場合はどうなるのでしょうか?

例えば債務者Aが、いろいろなところからお金を借りていたケースで、Aの不動産に対して抵当権を持つ債権者が、B銀行、C銀行、D銀行など複数いるというケース。

この場合B、C、Dのうちの誰が優先して、債権を回収できるかというのは抵当権の順位で決まります。

つまり、順位1番に抵当権設定登記をした人が一番先に債権を回収でき、次に順位2番、その次に順位3番の人が回収できることになります。

抵当権の順位変更登記とは

抵当権の順位変更登記とは、言葉通り、この抵当権の順位を変更する登記のこと。

抵当権の順位の変更をする場合は、順位変更に関係する抵当権者の全員の合意が必要になります。

抵当権の順位変更の効力は、合意+変更の登記をすることで初めて効力が生じるものです。


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◆ワンポイント〜抵当権は順位が大切!

金融機関は、お金を貸すとき、抵当権の順位を非常に気にします。
これは、債権の回収に抵当権の順位がとても関係があるからです。

銀行がお金を貸して帰ってこなかった場合、抵当権を取った不動産を売却して債権を回収します。その売却したお金のなかから、取れる順番を決めているのが抵当権の順位です。

1番抵当権のA銀行が2000万円、2番抵当権者のB銀行も2000万円の債権を持っていた場合で、その
不動産の売却価格が3000万円だったとします。

この場合は、まず1番抵当権者のA銀行が自分が貸した額2000万円を取ります。
その後の2番抵当権者のB銀行は残りの1000万円しか回収できないことになってしまうのです。

そのため、金融機関は自分の債権がきちんと回収できるかどうかがかかっている抵当権の順位にこだわるのです。

ですから実際には住宅ローンなどは複数の銀行から借り入れは難しいでしょう。